「子犬の留守番はいつからできるの?」「仕事に行っている間、大丈夫かな…」と悩む飼い主さんは多いものです。特に共働き家庭では、留守番できる時期や練習方法を正しく知ることが安心につながります。この記事では、子犬の月齢ごとの留守番時間の目安と、段階的に進める練習方法を紹介します。

子犬はいつから留守番できる?
結論から言うと、生後3か月頃から短時間の留守番練習が可能です。ただし、月齢によって適応力や体調が大きく異なるため、成長段階に応じた対応が必要です。
月齢別|留守番できる時間の目安
生後2か月まで(迎えた直後)
- 留守番は基本的に不可。
- 授乳・排泄の間隔が短く、1~2時間おきに対応が必要。
- 迎え入れ直後は家族がなるべく一緒に過ごし、安心感を与える。
生後3~4か月
- 短時間(30分〜1時間)から留守番の練習をスタート。
- ケージやサークルで安全を確保し、慣れさせる。
- 外出前は遊びや排泄を済ませてから。
生後5~6か月
- 2〜3時間程度の留守番が可能に。
- 自動給水器やトイレシートを必ず準備。
- 少しずつ「飼い主がいなくても平気」という自信をつけさせる時期。
生後7か月以降
- 4〜6時間程度なら留守番できる子が多い。
- 成犬に近づき、体力・膀胱のコントロールも安定。
- 長時間留守番させる場合は、見守りカメラやペットシッターを併用すると安心。
留守番トレーニングのステップ
ステップ1:同じ部屋で短時間ケージに入れる
- 飼い主がそばにいる状態で、ケージで落ち着けるように練習。
- おやつや知育トイを与えて「ケージ=楽しい場所」と覚えさせる。
ステップ2:部屋を離れる
- 1〜2分だけ部屋を出る → 徐々に時間を延ばす。
- 帰ってきたら大げさに喜ばず「普通に接する」のがコツ。
ステップ3:短時間の外出
- 郵便受けに行く、コンビニに行くなど、10〜30分の外出から。
- 吠えたり不安そうにしても、すぐ戻らず、予定時間を守ることが大切。
ステップ4:数時間の外出
- 成功体験を積み重ねて、少しずつ留守番時間を延ばす。
- 事前に散歩や遊びでエネルギーを発散させておくと失敗が少ない。
留守番練習でよくある失敗と対策
- 吠え続ける → 無視せず、吠える前におもちゃやおやつを与える工夫。
- 粗相をする → トイレシートの枚数を増やす。
- 部屋を荒らす → ケージを安全基地にし、フリー時間は徐々に増やす。
まとめ
- 子犬は 生後3か月頃から短時間の留守番練習が可能。
- 月齢ごとに「できる時間の目安」を守ることが大切。
- ステップごとに慣らしていけば、共働き家庭でも安心して犬を飼える。
👉 次は、留守番時間の具体的な目安をさらに掘り下げた記事「子犬の留守番時間は何時間まで?年齢別の目安表」で詳しく解説します。
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